君へ捧ぐ狂わしい想い

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君へ捧ぐ狂わしい想い

君は気付かない こんなに見つめているのに… こんなに苦しんでいる僕を知らず 君はまた微笑み話しかけてくる それが僕を苦しめてるとも知らず 日を浴びる向日葵のような微笑みは 日陰にいる虫には眩しすぎる その光が僕を夏虫のように焼いてくる 美しく…残酷に… 君の全てが愛おしい 狂わしいほどに 身を裂くような苦しみは やがては心地よくなるだろうか 見えずとも 僕は赤々とした傷だらけだろう 深く深く君を想うほど 深く深く僕は傷つくだろう 愛おしい…愛おしい… 貴女が愛おしい そう 僕のモノにしたくなるほどに… 滅茶苦茶に コワシタクナルホドニ…
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