01:担任は旦那様?!

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HRが終わり、時が教室を出たのとほぼ同時に緋音も教室を飛び出した。 「先生っ!」 「何ですか?」 呼ばれた時は以外にも驚いた表情を見せた。 「話があります…」 緋音の声には怒りがこもっている。 だって、なんの相談も無しに………、なんて。 時もそれを察してか、無言で準備室に向かう。 中に入ると、早速緋音は抗議した。 「どういうこと?!何で時がここに?」 すると、時は笑顔で椅子に座りくるりとこっちを向いた。 「言わなかったっけ?」 「初耳なんですけど…」 「いいじゃん♪四六時中一緒にいられて。仲良し夫婦だね~」 「何て呑気な…」 .
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