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僕は自分のことで頭がいっぱいで水月が自分のことよりも僕のことを思って応援してくれているなんて、水月が僕と同じように蓮華のことを好きだなんて知らなかったんだ。
そのことを、知るのはもう少し後のことになる。
カ「水月は、好きなヤツいないのか?」
ミ「はっ。俺!俺は、いっいないな」
カ「そうか!できたら言えよ!俺も応援すっからさ」
ミ「あぁ。そのときは言うわ…。」
僕はどうしてこんな無神経なことを言ったんだろう。
知らなかったからっていうのもあるけど、水月にはいろいろ世話になってるし、自分も役に立てたらなと思ったんだ。
ごめんよ、水月。
僕が鈍感で、ごめんよ。
僕が、水月に蓮華を好きだって言えないようにしてたんだよな。
モ「ねっ!何の話してるの?私たちも混ぜてよ」
カ「ん~!いいよ。そういや、もうすぐ夏休みだな?」
モ「そうだね。ねぇ~。夏休みおもいっきり4人で遊ばない?」
ミ「いいねぇ~!」
カ「いいじゃん。今年の夏は楽しくなりそうだな。蓮華もいいだろ?」
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