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季節は夏。
僕らが仲良くなって2ヶ月が過ぎようとしていた。
大分、学校にも慣れて来た。
何故か僕と水月は女子に人気があるらしい。
それを知ったのはついこの頃なんだけど、興味ないとか言ったら、桃にあんたそれ嫌味とか言われて怒られた。
だって、蓮華にしか興味がない。
蓮華しか見えないから…。
だけど、僕はまだ君に好きだと言えずにいる。
4人で過ごすときには、自然にいれるのに、なぜだろう。
2人になると口数が減って自然でいられなくなるのは。
君は、こんな僕を見て呆れているだろうか。
僕の気持ちに気づいていますか?
今、こんなにも君だけを見て君のことだけを考えているということを。
ミ「なぁ。海斗~」
水月がなんか真剣な顔つきで僕を呼んだ。
こういう時、僕の考えは百発百中あたる。
カ「ん?何だよ!水月」
ミ「お前そろそろ告れよ」
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