桜の木の下で

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――――――――――― 「あははははっ!!」 朝、登校中に昨日あったことを祥と千歳に話すと案の定千歳が大笑いしやがった。 「笑い事じゃないですよ…」 「マジ大変だったんだからな…」 恭は思い出したのか顔を蒼白にしている。 俺もあれは本当疲れた。 誤解を解くのに30分、 写メを消してもらうのに一時間さらにかかった…。 あいつらは先に帰りやがったしな。 「だって、あのゆっきーがさぁ…ププ」 千歳はまだ腹を抱えて笑っている。 いい加減にしねぇと殴るぞ。 「まぁ、誤解解けてよかったじゃん」 「そうなんですけどね…」 「精神的ダメージがきついんだよ」 祥の言葉に俺と恭が苦笑いしながら返す。 「そしてお前は何時まで笑ってんだ?」 言葉に一つ一つ圧力をかけながら未だ笑ってくる千歳に俺が笑顔(黒い)で言う。 「えー?地球が滅亡するまで?」      ガキ 「そんな小学生みたいなこといってんじゃねー!!」 「うわっゆっきーがキレた☆」 「うるせぇぇえ!!殴らせろこの阿呆がぁあ!!」 「…恭、長くなりそうだから行こう」 「え、でも…」 「良いから良いから」 「あ、はい」 .
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