第二章

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そこに、いたのは若干小柄な女の子であった。 「いきなりなんだ……」 「あなたは今、とても悩んでおりますね」 ……いや、2回言わんでも。 まあ、あってるけどな…… 「どうして、俺が悩んでいると思ったんだ?」 そう聞くと。 「負のオーラがすごく出ていましたから」 エッヘンっと胸をはりながら言った。 ていうか失礼じゃないか? 「ということで、私が相談にのってあげます」 なんで、そうなるんだよ…… 「私の守り神がそう言ってますから」 そうか、お前の守り神がそう言ってるから、相談にのってやると……ハッハッハ。 「バカかお前」 俺はその電波女に鋭いチョップをくらわせた。
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