第二章

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そんなこんなで、森山は帰ってこないまま(さっき、クラス名簿で確認した)1時間目が始まった。 することねえや…… 寝よう。 そして、時は流れ、昼休み。 「俺、どんだけ寝てんだ!」 「剣ちゃん、お昼ご飯食べよ(はぁと)」 みのりが声をかけてきた。 おお、(はぁと)つきだ。幸せな気分だ…… 後ろの殺人的視線がなければだが…… 「すまん、みのり……俺、下手したら死んでしまうかもしれん……」 「え~、どこか痛いの!」 後ろの視線が……
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