第二章

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「もっと必要です(お金的な意味で)」 OK!! 「俺のかね~……」 黙れ杉田。 杉田の財布から樋口さんを出す俺。 「助けて~みのりさ~ん……」 「気安く呼ばないで。剣ちゃんを殴ろうとしたくせに」 これを笑顔で言っているのはみのりである。 杉田……なんかお前、最初の勢い全くないな…… 「みのりさん! せめてお兄ちゃんと呼んでくれーーー!」 「何、バカやってんだーーーーーー!」 そう言って俺は杉田の机からさっき俺を殴ろうとした木刀を取り出し、杉田の頭をおもいっきり殴った。 刀をつかったら、最強だぜ、俺。 えっ、手加減? なにそれ? おいしいの?
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