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エリス
『きゃぁぁぁっ!!』
少女
「バハムートさん、止めてよ!!」
オーディン
「召喚師の娘よ、バハムートを止めたくば『契約』を結べば良い」
想いに答えたのはオーディンだった
だが、提案にオリジンは賛成ではない様だ
オリジン
「この娘では荷が重過ぎる!!契約を結ぶにはバハムートを『黙らせなくてはいけない!!』」
『バハムートに自分の力を示さなくてはならないんだぞ!!』
オーディン
「分かってる、だが『止める術』が他にあると!?オリジンよ」
オリジン
「確かに契約すれば、主の言う事を聞くから、正気には戻るが本当に大丈夫か!?」
少女
「『契約』します、バハムートさんを止める方法は『それ』しか残ってないんですよね!?」
『私がやります!!』
オーディン
「そうか、だが無理だと思ったら迷わず退くのだ、決して無茶をする戦いはするでない、良いな!?」
少女
『はい!!!!』
元気良く返事をした少女は、一直線にバハムートへ向かった
ウンディーネ
「オーディン様、本当に良かったのですか!?あの娘は、覚醒したばかりで『力の使い方』も満足に出来てはおりません」
オーディン
「案ずる事はないウンディーネ、あの娘が『真の継承者』なら、バハムートと契約を結べる」
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