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エアリス
「本拠地が『半壊』だなんて前代未聞ね」
バハムート
「見事だった娘よ、そなたの望み通り『契約』を結ぼう」
少女
『はい!!』
意識を閉ざすバハムート
これが『契約出来る状態』になったと言う事だそうだ
近寄ったオーディンが声を掛ける
オーディン
「見事な戦い振りであった、覚醒したばかりとは、思えぬ動きをしていたぞ」
「自ら意識を閉ざしたであろう!?精霊を『この状態』にさせて初めて『契約の儀式』へ入れるのだ」
少女
『契約の儀式!?』
オーディン
「そのままの意味だよ、精霊を召喚出来る様にする為の儀式だ」
「まず杖を出し、それをバハムートの前で天高く掲げてみるのだ」
少女
「はい、やってみます」
細かな指示を出し、少女がバハムートと『契約の儀式』を始める
天高く杖を掲げると、召喚師特有の魔法陣が展開された
オーディン
「よし、ではバハムートと契約するぞ」
「自然と浮かんだ言葉が『契約の呪文』だから唱えてみなさい」
少女
「我、精霊の龍に願い賜る……
我が血の契約の下……
我に精霊を従わせ賜え!!」
『精霊龍・バハムート!!!!』
眩い光に包まれて、少女が三大精霊のバハムートと契約に成功した
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