『世界連合軍最高評議会』

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新世紀AC001年12月25日―― 艦長 「あの後、少女は『覚醒した力』でセンターから一瞬で消えたよね!?確か『転移魔法』だっけ!?」 部下 「『ロスト・マジック』と言われた古代魔法で使えない魔法なのに少女は使った」 艦長 「全く、何で消えたのかね!?その後はオーディン達も、用が済んだからって消えちゃうし、姿見せる事自体『奇跡』だから仕方ないけど」 そんな会話をしていると、私を乗せた部下の車は目的地である私達の職場『宇宙開発センター』の入場許可する手続き中 まぁ私に何が聞きたいかなんて知らないけど、呼び出した連中は私を相当『お嫌い』な様ね 事件を思い出させる為に、指定したのが『あの日』と同じ12月25日 艦長 「ライアン『辞令書』見せてくれる!?」 ライアン 「はい」 ― ‐辞令書‐ 高機動戦艦エルシオン 艦長『エアリス・ラインハート』様 副艦長『アルバート・ライアン』様 上記の者は12月25日10時より開始される『世界連合軍最高評議会』に出廷、昨年に発生した事件の報告と報告書の提出をお願いします 世界連合軍最高評議会議長 クラウド・シェリンフォード ― エアリス 「私を呼び出したのが『最高評議会議長様』とは驚いたわねぇ」
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