『世界連合軍最高評議会』

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エアリス 「その後、被疑者は『死亡』巻き込まれた『民間の少女』も行方は確認が出来ておりません」 『報告は以上です!!』 クラウド議長 「有難う……では、評議員の方々は何かあれば『質疑応答』を始めて下さい」 『最も嫌な時間』の始まり、何を聞いてくるのやら!? 評議員1 「『アメリア艦長の暴走』がなければ『被疑者の死亡は防げた』と言えるじゃないか、誰も止めなかったのは何故かね!?」 エアリス 「『火星基地壊滅』と『守備隊の犠牲』に彼女が責任を感じている中で『被疑者の言動』に耐えられず『能力限定』を解除」 「『暴走状態』の彼女を、部下である『エリス・フローティア大尉』が確認した事があり、大尉から『誰にも止められない』と言われました」 評議員2 「『ジェイク中将』が司令室で指揮を執っていたのに、その『彼』でも止められないとは」 エアリス 「お言葉ですが、先にも報告した通り、彼は被疑者の能力で正気を失った精霊龍から、魔導師隊の撤退援護をする為に出撃、戦闘に耐える魔力がなかったと報告を」 評議員3 「だが、格納庫での『乱闘騒ぎ』を止める際に、高位魔法を使ったと報告もあるぞ、しかもその現場には『君』もいたんだろう!!」
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