『世界連合軍最高評議会』

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最高評議会議事堂内―― ‐議長室‐ クラウド議長 「『被疑者の裏に黒幕』とは俄に信じ難い事ですが……何か確証でもあると!?」 エアリス 「確かな物がある訳じゃないんだけどね、死んだ『あの男』にあれだけの事はまず出来ないわ」 「能力が高かったとは言え、所詮は黒幕から借りた『付け焼き刃』の力、黒幕がいて『あの被害』になったんじゃないかしら」 ライアン 「そうか、言われてみればそうかも知れません『無人戦艦の操作』や『超電磁砲(レールガン)ジャック』と『精霊龍乗っ取り』は別人です」 クラウド議長 「それではエアリス艦長、事件がまだ『終わっていない』と考えているのですか!?」 エアリス 「おそらく、復旧が終わってない今だからこそ、奴等側にとっては絶好の『事件日和』ってね」 気になるのは『それ』だけじゃないけど、議長が『この話』を信じてくれないと動けないし やっぱ、突拍子過ぎたかな!? クラウド議長 「やはりエアリス艦長『あれ』が気になってるのですね!?」 エアリス 「あらら、気づいちゃったわねぇ『黒幕の存在』を感じたのは議長の推察した通り『例のあれ』が気になったからなのよ」 クラウド議長 「ん~やはりそうでしたか」
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