神社の鳥居

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カンタ「何だ?あれ」 リョウ「なんか、接近してね?」 レイ「してねぇし」 カンタ「木にしちゃ、変だよな」 そこにあったのは、通路の真ん中。しかも、上には、屋根がある。しかも、傘らしきものをさしている。 リョウ「ヤベェ。近付いとる」 コウタ「わぁー‼」 レイ「わぁー‼」 皆「わぁー‼」 皆は、一目散に、逃げ出す。私は、ふとあることが脳裏に浮かんだ。霊は、逃げる者を弱いと認知し、追い掛けてくる。 案の定、追い掛けて来た。 カンタ「ヤベェ。追ってきた」 ドサ 物凄い音を立てて、誰かが、倒れた。リョウだ カンタ「早く‼」 カンタ、レイ、リョウは原チャリに私とコウタはチャリに乗り、急いで、近くのファミマに逃げ込んだ。 暫くして、4時頃に、もう一度確認しに、神社に戻ったら、あの人影は無く結局、ホームレスの仕業だと言うことで、終わりました。 でも、私は、感じていました。物凄い殺意を放つあの人影は、明らかに私達を殺そうとしていました。あの時、急いで逃げなかったら。近くにファミマが無かったら。と思うと、今でもゾッとします。
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