出逢い……

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ヘルメットをかぶり、手を振り走り去る背中を見送りながら、私は泣いていた 止められない想いが、私の中で溢れて行く 《……圭三が好き……》 あの日、私達は出逢ってしまった 彼女が居る事知ってて、それでも、好きになった 駄目だと分かっていながら…… 駄目だと分かっているから…… お願い………優しくしないで 抱きしめないで……… 圭三への気持ちが…… ………………止められない
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