ACTION.3

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北朝鮮軍事施設 B1F [ブリ―フィングル―ム] 「李博士、この失敗はどうするつもりですか?」 「・・・。」 勲章を数個付けた将校が白髭が生えている白衣を着た老人を問い詰めていた。 「この責任は・・・。」 「チャキ・・・。」 将校は懐からベレッタ M9を抜き、トリガ―(撃鉄)を下ろした。 そして、銃口を白衣を着た老人『李博士』に銃口を向けた。 「死を持って償うしか無い・・・。」 その直後だった。 「ガシッ・・・!!!!」 李博士は片手で銃口を掴み、片手でナイフを抜いた。 将校の後ろに回り、銃を押さえた状態で喉元にナイフを突き付けた。 「動くな、動けば喉を切る。」 「貴様、科学者では無いな・・・!!!!」 男は口元に笑みを浮かべ、口を開いた。 「日本の自衛隊隊員だ。貴様の持つ"ゴ―ルデン・イ―グル"の情報ディスクをよこせ。」 男は懐からケ―スに入ったフロッピ―ディスクを取り出した。 「・・・。」 男は喉からナイフをどけた。 「ドガッ・・・!!!!」 男は将校の背中を蹴飛ばした。 ベレッタを握ったまま、将校は床に転がった。 立ち上がり、銃口を隊員が居た場所に向ける。 しかし、そこには脱ぎ捨てられた白衣と李博士のフェイスマスクが捨てられていた・・・。
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