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「ど、どうなってるの?」
ノアが兵士を居なくなった事を確認し、口を開いた。
「聞いてないのか・・・戦闘服を見てみろ。」
ノアは戦闘服を見た。
戦闘服は壁と同じ白色になっている。
「次世代型ステルスス―ツ"オクトカムス―ツ"だ。ナノマシンを使い、背景の色と誤差を無くさせる装置だ。顔が見えなくなる訳じゃ無いから、完全には隠れられる訳では無いけどな。」
「ピ――!!!!」
その直後にノアの無線が鳴った。
「はい、"ノア"です。」
「こちら司令部。良い知らせと悪い知らせがある。」
「良い知らせは現在、同盟国の"日本"から陸上自衛隊で特殊訓練を受けた隊員が一名、その施設に潜入している。まずは合流してくれ。」
「悪い知らせは、その施設に謎の大部隊が向かっている事だ。赤外線カメラの映像では、どうやら重装備の様だ。あと2時間で到着する。早く核兵器"ゴールデン・イ―グル"のデ―タ奪還。不可能ならば、破壊。どれだけ迅速に出来るか、が任務の成功に関わってくるぞ。」
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