『確信』

3/4
前へ
/35ページ
次へ
🏠AM3時…🌃 夜中になっても、まだ武春は… 😃(夕べのあの声は、本当にお腹の子の声だったのかなぁ…?それにしちゃあ、低い声だったし) 布団に入ってからも、ずっとそんな事を考えていると、中々眠りにつくことも出来ずにいる。 ふと…隣で小さな寝息をたてている、雅の方に目をやると… 少し膨らんだお腹が心なしか、少し動いたような気がして… 😃(俺、もう直ぐ父親になるんだよなぁ…) そう思うと、自然と顔もほころぶのだが… それと同時に今、自分達夫婦には通常では理解出来ぬような、不思議な現象が起きているのも事実。 その事に関しては、未だに半信半疑の武春だった。 それでも我が子は確実に、愛する妻のお腹の中で成長していると思うと、やはり嬉しくてたまらないのだろう。 そして武春は、雅のお腹に向かって静かに囁く。 😃【なぁ…お前が例えどんな子であっても、パパは大切に育ててやるからな。 安心して、産まれてくるんだぞぉ~】 そう言いながら、雅の少し開いた唇に 『チュッ💋』と、優しく自分の唇をあてた。 😃【おやすみ。み~たん…愛してるよ。】 😃(よ~し、明日はこの子といろいろ話をしてみよう。何か分かるかも知れないしな…) そう思いながら武春は、やっとなにか吹っ切れたのかのように、遅い眠りについたのだった。 〓
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

110人が本棚に入れています
本棚に追加