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「お兄ちゃんは……私を女の子として……見た事ある?」
おいおい。なんだこの展開。これじゃまるで……。
「お兄ちゃん……」
乙葉の濡れた瞳が俺の目と絡まる。
背徳の関係を予感し、俺の性棒は限界寸前の極みに至る。布に当たり、それが僅かな快楽を誘う。
乙葉の桜色をした唇を見ると、激しい妄想が脳内を支配し、それと共に鼓動が暴れ叫ぶ。
まさに乙葉の唇に触れそうになった瞬間、
「っうぇ! お兄ちゃんの口元がイデオンガンみたいな臭いする!!」
それはオムライスの臭いだろ。
「お兄ちゃんって臭い人だったんだね」
「……お前のオムライスな」
小声で呟いたが、妹は、にまぁと邪気のある笑みを溢し、
「ねぇお兄ちゃん。オッキしてる?」
「な!? ばばばばばか言うなよ!!」
拒否虚しく、乙葉の瞳は俺の山盛りになった股関に向かっていた。
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