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初めての感触に戸惑いながらも、抑えていた激情が爆発して、唾液と舌を絡ませる。
乙葉を感じたくて、乙葉と感じたくて、無我夢中で舌を絡ませた。
その感触は柔らかくて、気持ち良くて、興奮して、壊れそうになった。
キスってこんなに気持ち良いんだ。そう思った後は、頭の中に五文字の言葉が無限に広がった。
愛してる。
「んっ……!」
乙葉が吐息混じりの声を漏らすと、俺の理性は完全に消失した。
押し倒して、まるで野獣のように激しくキス。
舌と舌が絡み、お互いの口から唾液が漏れる。それがまた興奮を呼ぶ。
俺はもう限界だ。乙葉は、乙葉はどうだ? 乙葉はどう思ってる? 乙葉の体は反応しているのか?
確かめたい……。乙葉の体がどう反応しているのか確かめたい。女の子の体がどうなっているのか見たい。
見たい、見たい、見たい!
触りたい、触りたい、触りたい!
止まらない欲求。下半身に支配された俺は、この欲求を抑えられなかった。
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