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「おい」
「舐めてんのかよ」
当たり前のように肩を掴まれる。
「さき言ってて」
「え?」
江堀が指で指図する。
その先には俺がいる。
「…わかりました」
女子だけこっちに向かってくる。
江堀は4、5人に囲まれて体育館裏に連行された。
「大丈夫なんでしょうか?」
「2分で帰ってくる」
俺は彼女をもう一度見た。
大きい目と小さめの身長。ロングヘアーを後ろにまとめているのが印象的な美少女だ。
あれだけ囲まれていたのもわからなくもない。
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