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「僕の名前はキョウだ」
「はじめまして、キョウ。僕は彼方。」
「はじめまして、彼方。」
キョウと名乗った男は何故か不思議と会ったことがある気がした。
お互いに手を離すと、キョウは薪の方へ歩き何かを置いた。
そして振り返り僕に話しかけてきた。
「彼方。疲れているだろう?一緒にご飯でも食べよう。」
正直、空腹は限界まで来ていた。
僕は「じゃあ…お言葉に甘えて…」と言って薪に向かった。
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