正義の味方

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しかも彼女の腹を結果として押したのは     俺じゃねぇ~か!     俺は・・・     俺がやりましたとばかりに   得意満面な顔で   睨みつける皆さんに     ニカァ     笑顔のプレゼントをしてやった   とても他人事には感じられなかった   誰もが経験のあるだろう緊急事態   トイレに駆け込んだら コンコン 「入ってま~す!」   となりのトイレに移り ドンドン! 「入ってま~す!」   だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~ ど~~しよ~~~!   あれだ、あれ     満員電車では我慢すら許されないのか     池袋へ着くと   彼女はもうキョーレツなダッシュで走り去った   かすかな香りを残して     俺は周りの嫌な視線を感じつつ   颯爽と歩き出した   俺を待つ戦いの場へ     今回は     おっぱいを感じるどころでは無かった・・・       涙
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