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「我が主もその様に申しておりました。」
昌幸が言った。
「武田家がで御座るか!」
信雄が言った。
「信雄殿は徳川殿と懇意の中、我が武田と徳川は同盟の間柄。徳川に援軍をお頼みするが宜しいかと。」
昌幸がそそのかした。
「秀吉に天下を渡してたまるか。」
信雄が言った。
昌幸が去った後、信雄は秀吉から附けられた三人の家老を切った。
そして、家臣を家康の元に使わし、援軍を要請した。
秀吉は、手を打って喜んだ
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