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秀吉は急ぎ、陣払いをし、兵を引き上げ、伏見城に向かった。
信勝は、風魔小太郎より、秀吉と信雄の和睦を聞いた。
更に、秀吉が伏見城に向かっている事も聞いた。
「昌幸、聞いての通りだ。秀吉軍と一戦交えるか?」
信勝が聞いた。
「それも面白ろうござりますな。」
昌幸が言った。
「小太郎!そちの配下に命じて、馬場、山県、原に城内の半分の兵を率いて、秀吉軍の背後に布陣せよ、また内藤には、同じく兵半分を率いて、伏見城の牽制にあたれと伝えよ。」
信勝が言った。
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