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信勝率いる武田軍は、向きを反転させ、秀吉軍が来るのを待った。
日没間近になり、秀吉軍五万が武田軍の正面に現れた。
武田軍三万と秀吉軍五万が対峙した。
双方の戦闘は明朝行われる模様を呈した。
秀吉軍は、先鋒に福島正則の五千、左翼に加藤清正の五千、右翼に加藤嘉明の五千、中備えに池田恒興の一万、本陣に一万五千、後ろ備えに丹羽長秀の一万と云う陣立であった。
武田軍は、先鋒に雑賀孫一の五千、左翼に土屋昌次の五千、右翼に根来衆を中心とした傭兵三千、中備えに昌幸の騎馬鉄砲隊三千、本陣に一万、後ろ備えに武田信豊の四千と云う陣立である。
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