武田家第十八代当主 武田信勝

奥州の覇者 伊達政宗

「敵は三倍以上。我等の味方は無しじゃ！討って出るか、籠城するか、降伏するかじゃ！」
政宗が言った。

「もう一つ、打つ手が御座います。」
景綱が言った。

「どういう事だ。」
政宗が聞いた。

「和睦を結び、更に武田と同盟を結びます。」
景綱が言った。

「分かった！景綱！お前に任せる。」
政宗が言った。

片倉景綱は、政宗の使者となり、山形城へ向かった。

信勝は昌信を従え、景綱と対面した。