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「伊達殿の口上を承ろうか。」
信勝が言った。
「このまま戦を続ければ、多数の死者、負傷者が双方に出るは必定。我が伊達家は、無駄な争いは好んでおりませぬ、武田家との同盟が望みに御座います。」
景綱が言った。
「伊達家は、我が武田家との同盟が望みか!だが、伊達家と同盟して我が武田に何の得がある。従属すると申すのであれば、話しは分かるが。」
信勝が言った。
「我が伊達の軍勢と武田家の軍勢を持ってすれば、天下統一も夢では御座いませぬ!」
景綱が言った。
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