~始まりは儚く~

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その時、スーザンは一つの確信を得た。 あの二人は只の人間じゃ無いと、何等かの力を得ていると。               スーザン [・・・そろそろ行くか。]               そう言うと、銀河達のいる交差点に舞い降りる。 銀河はずっと感じていた視線の正体をしる。 其は、黒のドレス染みた衣装に羽付きのシルクハットを被り、左頬に死神の鎌に刺さったハートのタトゥーが有る女性。               銀河 [・・・フン、ついに来たかお姉さん。]               スーザン [!!知ってるのか?まぁ良い、話しは後だ。あの悪魔達はまだ地上の環境と重力の変動に馴れて無いから、畳み掛けるなら今だ。]               銀河 [やはりな、だかこの数はきつい、刀でも有ったら話しは別だが・・・]               話していると、一体の悪魔が通行人の頭を掴み、今にも手に持った不気味な斧で切り刻まんとしている。               竜一 [アカン!銀河ぁ!あの車の上や!間に合うか!?]               銀河とスーザンが振り向くと、間に合わない距離に有った。               銀河 [くっ!この距離は俺の神風でも遠い!]               その時、後方から風を切る音が聞こえた、瞬間悪魔の頭が吹き飛ぶ。               スーザン [なっ!新手?何処の?]               銀河 [走行中の遠距離狙撃!そんな芸当出来るのは一人しかいねぇ!!]               後方から大型バイクが加速しながら向かって来る。交差点に差し掛かると同時に華麗なドリフトを決めてライダーが現れる。               銀河 [来たか!遅かったなシルビー!]
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