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出会い
車を走らせること10分。
JJ食品に着いた。
「ふぅぅ~。」
っと思いきり深呼吸をしドアを開いた。
「お早うございます。今日からこちらの会社にお世話になります。鈴原亜美です。」
しーん。
(あれ!?ちょっと失敗!?)
「…。」
「鈴原さんですね。お待ちしていました。こちらへどうぞ。」
目を向けると40才近くの男性が立っていた。
見るからに真面目そうでどこか取っ付きにくい雰囲気だった。
その男性についていくと部屋の隅にあるテーブルへと案内された。
この男性は私が所属することになる製造課の課長のようだ。
一通り話しを聞き終え、職場へと足を運ぶ事になった。
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