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『ハァ…。ハァ。』 二人は立ち止まる。 『ハァ。』 息をきらせる。 そして二人は声を出して笑いあった。 『はっはっは。』 「俺、会社から脱走するなんて初めてだぞ!」 「あはは。私だって!」 「…。」 「鈴原。さっきお前かっこよかったぞ!何があったかは知らないけれど、俺はお前を信じる。間違った理由でお前は人を殴るようなやつじゃない!!」 私、また泣いちゃうよ…。 あなたの前で泣いてもいいですか…? .
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