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『ぁあ、眠い』
津軽は、学校の屋上で暇を持て遊んでいた。
そんな【眠い】などと言うぐらい暇なのだ。
『何つったてんだよ』
『だって暇なんだもの』
『まぁ、……暇だな』
あまりにも普通なやりとりだ。
『ん?……あなた、誰?』
津軽は、誰とも知らずに会話をしていた。なんともまぁ、ぼぉ~っとしすぎだろう。
で、
『俺わ、そうだな、Sとでも呼んでくれ』
S、どうやら作者が勝手に作ってしまったキャラだ。
『ちなみにSとは、晴夜のSだ。よろしく』
『意味ないじゃん』
屋上には、誰かいるのだろうか。そう思いながら階段をのぼる達磨と何を考えているのか分からないリリスがいた。
『でもまぁ、リリスさん。』
『…?』
『なんでこんなとこにいるんすか?(汗』
もっともだ。何故、高校生が中学にいるのだ。
『…………別にいいじゃない』
『いや、よくないって』
平然と中学に潜入してきたリリスだが何しにきたのだろう。と思いながら達磨は、いつのまにかそこにいたリリスに驚いていた。
『ところで何しにきたんすか』
『……秘密です』
『はぁ……』
『ところで晴夜さん、なんでこんなとこにいるの?』
津軽は、Sと名乗る(すでに晴夜と呼んでる)者に質問した。
『それはだな、この中学にはやたらビーマニが上手いヤツがいると聞いたからだ』
『へぇ~、私もやりますよ』
津軽は、興味がわいてきたのか、自分もやってることを言った。
『マジ!?ちょ、今何段!?』
あ、かぶりついてきた。
『ん~、9段です』
『(゜ロ゜;!?』
『いや、顔文字でびっくりされても(汗』
そこに……
ガチャ。
『あ、津軽じゃん』
『……津軽ちゃん』
達磨とリリスがきた。
『リリスさん!?………と達磨。』
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