>涼との時

4/5
前へ
/401ページ
次へ
涼がAquAからいなくなってから二週間が過ぎようとしていた…。 この二週間の間に涼と優花は更に2人の距離を縮める…。 「俺…、…、優花といると俺でいられる…、優花の前の俺が本当の美咲 涼なんだ…。ずるぃのはゎかってる、俺には…」 ―涼が今必要としてるヒト…、ほんとに優花でぃいの…??― その頃、AquAでは消息を断った涼を捜すのをあきらめかけていた。 でも、代表だけは何度も優花に涼の居所を尋ねてきた。 涼は、売上をあげる目的で多額の売掛けを抱えていた…。客の連絡先は涼しかわからない為、店側にしてみれば、涼が頼みの綱、この業界では掛を飛ぶと表現され客も従業員もハンパなく追い込まれる状況が多々あった。 ここで、涼の本カノのプロフィールについて覚えてる範囲で公開する、彼女は25歳、シングルマザーで職業は泡姫。童顔で小柄だがスタイル抜群、所属事務所でも毎月ナンバー争いに入る程の売れっこだった。そんな彼女の頑張りもあって涼は絶好のポジを維持していた。 後にこの彼女カラ聞いた話で涼は彼女を抱きながら何度となく涙を流していたといぅ。
/401ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1284人が本棚に入れています
本棚に追加