5/5
前へ
/16ページ
次へ
学校へついて、教室の扉を開く。 「おはよう」 「おう」 そして、いつものように話の輪にはいる。 「どうさたの」 「昨日も自殺があったらしい」 「それも、同い年」 「へぇー。どこで?」 「大阪だって。理由は分かってないって」 僕と同い年でも、自殺するのか……。僕もすればいいのかな。 「そういえば、昨日オサム変な事言ってたよな」とジョニー。 「なんて、言ってたの?」 「死んでも良いかなって」 あっというまに、僕の事は、クラスに広がった。けど、誰も気にしない。当たり前だ、自殺が身近で起きるなんて誰も信じられない。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加