『song』

『出逢い』

『やっぱり♪俺たちは北高。あ！俺は橘恭平、１７歳っす♪』

恭平君はクシュクシュな頭をかきながら挨拶をした

『あたしは川村香織です』

香織は笑顔で返事をする

『香織ちゃんね♪ぶつかったのも何かの縁ってことで、よろしく』

『こちらこそ、よろしく』

ぶつかってるのにお互い意気投合しちゃってるのを横目にポカーンとあたしは見つめていた

『隣の子は？友達？』

恭平君があたしを見つめて聞いた

『うん、親友の綾』

『初めまして…柚木綾です』

あたしは緊張気味で挨拶をした