『出逢い』

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恭平君達がステージに向かって行った後、あたし達もステージに近い位置に落ち着いた 『ねぇ、恭平君カッコイイね♪』 香織はニコニコしながらあたしに言った 『あぁ…香織好きそうだよね。何かムードメーカーって感じで』 恭平君は身長175ぐらいでクシュクシュパーマの明るい感じの子だった (香織のストライクゾーン) 『この後、歌うって言ってたね♪』 香織はウキウキしながらあたしに話す 『うん、言ってた』 『よし!一番前で見よう』 香織のテンションはどんどん上がっていき、オレンジジュースはカクテルだったんじゃ…ってぐらいハイテンションになってった あたしは香織のテンションに少し押され気味で自分のテンションは上がらずにいた 『彼ら』の事なんて気にも止めてなかった… その後、自分が“恋”をするなんて 全く気がついていなかったんだ
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