『初恋』

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香織とあたしはさっき知り合いになった、“恭平君達”の話をしながら2人の出番を待っていた 『北高かぁ……あんなにカッコイイとさ~彼女とか居るのかなぁ?』 香織がちょっとムーっとした顔であたしに話しかけた 『あー…共学だもんね。でも、ぶつかっただけなのに自己紹介されるって普通ないよね…』 あたしは何となく思っていた (多分、あの恭平君って人は香織に気があるのでは…) 満面の笑みで話しかけて来たし… 普通なら謝って終わりなのに… 香織はカワイイし性格もサッパリしてて、あたしが見ても素敵な女の子だと思う 『だよね~♪これもある意味きっかけかなぁ?』 香織はニコニコしながらあたしに話す 『うん、きっかけになるよ。それにライブ見てって言ってたし…仲良くなれるかも』 そんな事を話しながら、彼らの出番を待っていた
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