『song』

『初恋』

『運命だよ！てかさ、さっきぶつかった女子高の香織ちゃん♪マヂでカワイイ』

『あぁ…おまえわざとぶつかっただろ』

恭平の行動はお見通しのように涼が言った

『ハハッ(笑)バレた？』

恭平はワザと香織にぶつかった

香織と綾が会場に着く頃、涼と恭平も会場の入り口に居た

恭平の一目惚れだった

恭平は好きになったら即行動…

常連のライブハウスだった為、客が入って最初に向かう場所もわかっていた

『おまえの行動は解りやすい』

涼は冷めた目で呟いた

『さっきの子達、ちゃんと見てたし♪まだ帰ってないよ。探しに行こう』

恭平は飲み終わったウーロンをゴミ箱に投げ出し、立ち上がった

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