卒業

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「サト…」 「おぉ~ コウジやないかぁ! 待ってたでぇ! ほら、こっち来いや! 今から余興や。モー娘わかるやろ?もりあげんで!」 マイクを握り俺にスピーカー通して話しかけてくる… ケンタのアホ… 「いや… あの… その…」 もうコテコテの動揺したリアクションの俺。 「はよ来い! 挨拶せい!」 俺は仕方なく壇上に上がりマイクを握った。 ここでホフマン並の根性があれば実行にうつせたのだろうけど… 挨拶をすませ、なぜかケンタの後ろで『loveレボリューション』を踊る俺…… なんか涙でてきました。 いやね、披露宴に突入するってのがそもそもの計画ミスでして。 たしかにホフマンは式に入って行ったなぁって。 まぁ、これが悲しい現実ですわぁ
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