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俺には家族がある。
家に帰れば素敵な旦那であり、一人息子の良きパパなのだ。
聡子はすべてを知っている。
だけど、この関係はこれからもずっと続くのだろう。
「孝史、最近、抱き方が変わってきたよね?」
ふいに聡子が言うもんだから、俺は笑った。
「歳とったからじゃねーの?」
聡子の股間に指をまさぐらせながら俺が言うと、喘ぎ声がもれた。
「ちがうね、まだ若いよ。またやるの?…」
俺のモノを奥までくわえ込む君の姿はもう何年も同じ表情なんだね。
君は目を閉じて俺を感じるし、俺にささやく。
俺はいつだって目を開き、たった一秒でも見逃さないように、感じ損なわないように…
二人は同じセックスをしてるはずなのに…
やる方とやられる方になってしまうんだ。
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