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それを見てヴァンスティーは溜め息を吐き出した
『じゃ諦めるんだな…それに俺と君は恋人じゃないだろう?勝手に恋人にしないでくれ…』
そう言って顔をガーネットから反らした
するとガーネットはまた頬を膨らます
「もー!いいじゃない!!少しぐらい!このツンデレ、オタク!」
それにヴァンスティーは一瞬固まった
そして、
『っツンデレオタク!?俺の何処がツンデレだ!オタクだ!この馬鹿っ!』
一人で叫んでいるヴァンスティーにガーネットは笑い、言葉を遮ると腕を胸に抱いて引っ張る
『ッ!?オイこら離せ人の話を聞け!離せと言っているだろガーネット!』
「ほら!早くコンサート見よ!早く早く!」
『俺は帰る!!!!離せぇ!』
ヴァンスティーの声もむなしくガーネットによってコンサートを見ている観客達の群れに引き摺りこまれてしまった
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