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「station!station!年を重ねるごとに!一つ!二つ!失う!今の記憶と引き換えに!………………………………………」
アインは客に微笑みかけながら歌っている。 客はアインの名前を呼びながら大騒ぎ。
「ほらほら!ヴァンスティー!!綺麗な歌声よねー!」
その観客の中にいたガーネットはうっとりと歌声に酔いしれていた。
『…別に?もう聴いた帰るぞ!そろそろ暗くなる頃だ…』
ヴァンスティーはため息をついて腕時計を見た
「えーーー!もう!?」
そのヴァンの言葉に頬を膨らませガーネットはすねていた
『…君、怪物達に食われたいのか?』
ヴァンは怪訝そうな顔をして腕を組んだ
「嫌よ!!ヴァンスティーと一緒に居れなくなるじゃない!はー……解ったわ帰る帰る!」 ガーネットはヴァンの腕を抱いてぶつぶつ文句を言いながら帰っていった
その頃怪物達はもう近くまで向かってきていた
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