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友人Ａは助手席に、
私はその後に、友人
Ｂは運転手さん後部
席につきました。
この配置は、タイト
ルとは何にも関係な
いのですが、書くこ
とがないので念のた
め…。
最初は何気なく、前
方を見ていたのです
が、ちょうど、見通
しの良い通りに出て
、歩道橋に差し掛か
った時、不意に人影
が見えたのです。
何を思ったのか、そ
の人影が、歩道橋の
手摺り（ﾃｽﾘ）を乗
り越え、眼の前のタ
クシーへ「ドスン」
と飛び降りたのです
。
「あっ！」私達（運
転手さんもふくめ）
驚きの声をあげまし
た。前方の車両が急
停止。
ついで私達が乗った
タクシーも、気がつ
くと、後方にもタク
シーが。
つまりタクシーが、
3台連ねて走行して
いたのです。
しかもその人影を全
員が見ています。
にも関わらず、その
人影は、どこにも無
いのです。
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