第1話

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暫くして悠哉が戻ってきた。 「……親子カンガルーみたいだ」 「ふざけないで助けてくれよ」 「助ける?どうやって?」 「え、えっと…」 「あと何分?」 状況を察したのか時間を聞いてきた。 「あと二十分くらい…」 「先に帰ってるね(そんなに待ってられないし)」 「え!?そんな…話し相手ぐらいしてよ!!」 そんな願いも聞き入れられず、悠哉は帰っていった。 「裏切り者ー!!」 「……ん…」 叫んだおかげか宏兄が起きてくれた。 「あ、宏兄起きてくれ……Σ!!」
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