第2話
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「いやだ!!……一人は…いやだ…」 僕を掴む雪の手は震えていた。よっぽど恐い目に遭ったのだろうか。 「わかった。雪のそばにいるよ」 原因は知らないけど、こんなに震えている親友をほっとくわけにはいかない。 ~side Yuki~ 次の日、悠哉のくれたタオルのおかげで目の腫れはひいた。 でも、あんなことがあったせいか学校に行くのが恐い。
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