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「ねぇ、どうかしたの?」
あまりにファミレスでのことが強烈だったせいで、思わずボーッとしてしまっていた。
「大丈夫?もしかして調子悪かった?」
ぶっちゃけ他の女のことを考えてた。なんて事を知らない都(みやこ)は心配そうに俺の顔を覗き込んでくる。
都は一つ年下で、長めのショートに整えた髪はサラサラで、顔がかわいい。
雰囲気的に、このままキスとかをしても大丈夫かもしれない。
でも、さすがに付き合い始めて一週間目でそれはやり過ぎかも。
「なんでもないよ」
行こう。
結局俺はそう言って彼女の手を握るだけにした。
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