一章~入り口~

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休みの日、友達からの誘い。海ということだったので、遊ぶことにした。 無人島へ渡してもらい、ジェットを楽しんでいた。 海から上がり、ゆっくりとしていると携帯がなった。 「ねぇ、夢。今何処にいるの?」 「えっ?海だけど、どうかしたの?」 「夢の家が火事やよ。」 頭の中が真っ白…… 耳を疑い、もう一度聞いてみても、やっぱり火事という言葉だった。 帰り道、家に近づくとまだ、消防車と警察の車が停まっていた。そこで、ようやく頭が回り始めた。 家の方を見ると、なにも変化はない。 ん?でも何処か違う。いつも見てる景色じゃない。 あっ、倉庫が一つない…。 はぁ…こわい…
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