雨音

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雨音

あの日君を独りにしたことを 生涯悔やみ続けるだろう こんな夜は 一人になりたくないのに 雨が孤独を誘う 躰の奥から湧き出る 熱いモノさえ 次から次へ降る雫に紛れ 冷たく流れ落ちる あなたは その空に 何を映すの? 音の無い世界で 何を思うの? 私は 行き場のない気持ちを抱え いつまで此処で 立ち尽くすだろう
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