もう絶対離さねぇ ﾊﾟｰﾄ1

2人で過ごす時⏰

「よーちゃん、もう少しこのままでいていい?」

制服を整えた大介は、洋一の肩にもたれかかった。

洋一は返事することなく、大介の身体に腕を回す。

「ありがと」

「どういたしまして」

相変わらず子どもだなぁ…まぁ、そこが一番かわいいとこなんだけど…

ﾀﾊﾞｺに火をつけながら洋一は空を見上げた。