2人で過ごす時⏰

12/13
前へ
/44ページ
次へ
いつのまにか大介は洋一の肩にもたれかかったまま、眠っていた。 洋一はできる限り動かないようにして、自分のブレザーを大介にかける。 このまま次の授業もサボリだな… ってか、いつ起きるんだろ… 大介の寝顔を洋一は嬉しそうにみていた。 赤く腫れた目は少し治まっている。 授業中である学校は、本当に静かで、大介の小さな寝息だけが聞こえていた。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

442人が本棚に入れています
本棚に追加